専攻医募集案内

名市大麻酔科研修 プログラム

麻酔科専門研修について

名古屋市立大学麻酔科では、日本専門医機構に承認された麻酔科専門研修プログラムに沿って専攻医(後期研修医)を募集しております。詳細は、2025年度名古屋市立大学麻酔科専門研修プログラム冊子をご参照ください。麻酔科専門研修に関する最新の情報は、日本専門医機構ホームページ日本麻酔科学会ホームページでご確認ください。

プログラムの概要

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研修プランと研修施設
名市大麻酔科専門研修プログラムでは、4年間の研修期間中に、大学病院および連携病院の2ヶ所以上の施設での研修を推奨しています。複数の施設での研修により、多くの症例を経験することが可能となります。研修プランや研修施設の選択は、専攻医の希望や事情に配慮してアレンジしています。 名市大病院を基幹施設として、愛知県内の主要な地域中核病院(市中病院)と、県内・県外の小児専門病院を含む17施設と連携しています。市中病院では、成人心臓麻酔や救急・ICU研修が可能な施設が複数あり、麻酔科医として幅広いスキルを磨くことが可能です。小児病院での研修では、小児心臓麻酔を含めた小児麻酔の専門的な研修が可能です。
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名市大麻酔科(基幹施設)での研修の特徴
名市大麻酔科には、様々な分野の専門性をもつエキスパートがいます。心臓麻酔や小児麻酔、超音波ガイド下神経ブロックなど、麻酔科医に必須の専門的な知識・技能を学べるだけでなく、集中治療部(closed-ICU/PICU)、いたみセンター、無痛分娩センターなど、手術麻酔以外の領域で活躍している先輩たちからも多くのことを学ぶことができます。 名市大麻酔科では、専攻医1年目から、麻酔研修と並行してICU研修を開始します。麻酔・集中治療に習熟したスタッフの指導の下、術中の麻酔管理から術後のICU管理までシームレスに研修することができます。その他にも、周産期麻酔やペインクリニックの研修も少しずつ取り入れています。複数の分野を研修することで、それぞれの分野での研修効果をさらに高めることができると考えています。
午前 麻酔 ICU 術前外来 麻酔 心臓麻酔 休み 休み
午後 麻酔 ICU 休み 麻酔 心臓麻酔 休み 休み
夜間 - 当直 - - 副直 - -
名市大麻酔科専攻医の1週間の研修生活の例です。毎日いろいろな研修を行なっていますが、ON-OFFの切り替えができるように配慮しています。ご家庭の事情などで短時間勤務や当直免除を希望される場合にも柔軟に対応していますので、ご相談ください。
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研修終了後の進路
大学・連携病院勤務,大学院進学(基礎研究・臨床研究)、国内外への留学など、様々な選択肢があります。個々の希望を尊重したキャリア形成を支援しており、出産や育児などのライフプランに合わせた働き方を選択することもできます。

よくある質問

例年,専攻医1-4年目まで合わせて10名前後の専攻医が大学で研修しています。連携病院で研修中の専攻医も合わせると、25名前後となります。
専攻医の募集定員は年度によって若干異なりますが,2025年度は20名を予定しています。
専攻医期間中に,JB-POTやJRACEの受験が可能です。これまでの専攻医の中にも合格者が複数います。専門医による教育・指導体制もありますので、ぜひチャレンジしてみてください。それ以外には、麻酔科専門医取得後に、集中治療専門医や救急専門医、心臓血管麻酔専門医、小児麻酔認定医、ペインクリニック専門医など、各自のサブスペシャリティーに合わせた資格取得を目指すことが可能です。
専門医機構の取り決めに沿って、プログラムの移動が可能です。一度ご相談ください。
専門研修期間中は臨床での研修が優先にはなりますが、若いうちから研究に取り組むことを推奨しており、希望に応じて大学院進学も可能です。研究に重点を置きたい場合には研修の休止や中断が必要となることもありますので、ご相談ください。
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