名市大麻酔科の良いところ
小笠原 治
小笠原 治

私は平成23年に名市大を卒業後、愛知県厚生連安城更生病院での初期研修を経て、医師3年目から名市大麻酔科集中治療部でシニアレジデントとして勤務しております。当院の特徴を簡単に紹介させていただきます。

小児を含む、大学病院らしい症例の豊富さ

当院はこども病院ではありませんが、心臓血管外科、小児外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻科などが豊富に小児手術を行っているため、一般的な病院では得づらい、新生児を含む小児麻酔経験がいつの間にか蓄積されます。この経験が、無意識の内に小児麻酔に対する苦手意識をなくし、その後どんな病院で仕事をすることになってもひとまず大丈夫、という度胸が生まれます。若手の内にこういった度胸を得ることはとても意味のあることだと感じます。大人に関しても、気管腫瘍や縦隔腫瘍を得意とする呼吸器外科や、食道癌を得意とする消化器外科等、大学病院ならではの特色が目立ちます。

集中治療と麻酔のバランスの良さ

当院での勤務スケジュール概要を示しますと、週に4〜5日は麻酔業務(外勤含む)、1〜2日ICU、1日当直といった形になります。ICUはclosed ICUで、複数の集中治療専門医や小児科専門医出身の集中治療医のもと、心臓外科術後を含む小児症例、外科術後症例、救急症例、病棟急変症例を含む10床のICUを管理します。医師としてのキャリアが定まる前に、このように麻酔とICUをバランス良く経験できる施設は、実はそう多くありません。また、ここでも同様に小児症例の豊富さが目立つため、麻酔同様「大人も子供もなんとかできる」という度胸が生まれます。

上級医の教育的姿勢と人柄の良さ

当院の最大の特徴です。全ての上級医が、若手の声に常に耳を傾ける寛容さと、指導に自分の時間を惜しまない誠実さと、プライベートでも楽しい時間を共有できる人格的魅力を兼ね備えています。私個人的な意見で言えば、ここでは人間関係のストレスは一切なく、新しく名市大に来られる人も、名市大を去り他施設へ行かれる人も、素敵な仲間意識を持ちながらキャリアを積むことができます。

医師としてのキャリアの、シニアレジデントの時期に名市大を選択することに関して、思うことをつらつらと書かせていただきました。少しでも興味がある方は誰でも、もちろん一時的でもwelcomeですので、一緒に働いてみませんか?

シニアレジデント 小笠原 治(2015年8月)